いっちゃん
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そもそも、リベルサス(一般名:セマグルチド)って何?
一言で言うとオゼンピックの経口(飲み薬)バージョンです。
1日1回投与タイプで1番有名な「ビクトーザ」との効果比較の臨床実験結果によるとリベルサス14㎎とビクトーザ1.8㎎では26週目でビクトーザを上回った結果がありました。
いっちゃん
リベルサス(一般名:セマグルチド)はいつ頃発売されるの?
新薬が発売されるまでは基本的に、承認⇒薬価収載⇒発売と言う流れになるそうです。
2020年6月29日、2型糖尿病を適応として日本でも承認されました。海外だと、2020年4月から米国とカナダで販売が開始されています。
なので、現在(2020年11月時点)は薬価収載待ちという状態です。
厚生労働省によって製造と販売が認められた新薬やジェネリック医薬品を、公定価格として厚生労働省が定めた薬の価格の一覧表である薬価基準に載せることを言います。
薬価収載された後は?
薬価収載された後は、下記の様な規定があります。
薬価基準に収載された場合は、特にやむを得ない正当な理由がある場合を除き、その収載された日から3ヶ月以内に製造販売して、当該医薬品の医療機関等への供給を開始するとともに、継続して供給するものとする。
いっちゃん
もっと早くリベルサスが発売されなかったの?
GLP-1受容体作動薬は、胃酸やペプシン等の消化酵素によってすぐ分解されてしまうことから、これまで経口剤の開発は困難とされ、皮下注射で投与するのが一般的でした。
胃からの吸収も困難だったそうです。
今回の新薬である「リベルサス」はサルカプロザートナトリウム(SNAC)という物質を配合することで。新たな吸収のメカニズムに成功したみたいです。
いっちゃん
リベルサスの用法や用量は?
用法
本剤の吸収は胃の内容物により低下することから、本剤は、1日のうちの最初の食事又は飲水の前に、空腹の状態でコップ約半分の水(約120mL以下)とともに3mg錠、7mg錠又は14mg錠を1錠服用すること。
また、服用時及び服用後少なくとも30分は、飲食及び他の薬剤の経口摂取を避けること。
分割・粉砕及びかみ砕いて服用してはならない。
いっちゃん
用量
成人の場合、1日1回7mgを維持用量として経口投与します。
ただし、1日1回3mgから開始し、4週間以上投与した後、1日1回7mgに増量するそうです。患者さんの状態に応じて適宜増減しますが、1日1回7mgを4週間以上投与しても効果不十分な場合には、1日1回14mgまで増量することが可能だそうです。
リベルサスの気になるお値段は?
今のところ、薬価収載がされていないので解りませんが、ビクトーザ、オゼンピックなどの市場を見る限りかなり高額になると考えられます。
個人輸入代行サイトを参照するかぎり、30錠で約20万円ぐらいかかるみたいです。
いっちゃん
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