実は筆者、SE(システムエンジニア)と名乗るのが嫌いなんです・・・。なぜか?っと言うと今回の内容に結びつくんですが。
今回は、最近やたらと増えたシステムエンジニアという職業を紐解いていきましょう。
目次
エンジニアって?
そもそも、エンジニアって何?っていう人!意外と多い気がする。
じゃー次!システムってなんだよ?ってことになりますよね。
システムって?
システムって一言で言っても、色々な意味がありすぎて困惑しますが、辞書には下記のように載っています。
そうなのです。これが、システムですね!意味が広すぎて困惑するかもしれませんが、これ大切なんです。システム=パソコンではないのですよ★
極端に言ってしまえば、パソコンなんて使用しなくても散らばったものを整えて、秩序たてした体系を作れる人がシステムエンジニアと言うことになりますね。
普段、あまりインターネットを使用しない人等にシステムエンジニアですって言っても、「あー!パソコン作っている人!」と一蹴されます。
ここまでは、少し広い意味での解説をしてきました。
続いては、巷でいう所のシステムエンジニアについてもっと掘り下げましょう。
システムエンジニアの種類
まずは、ハードとソフトの大きな枠に分かれます。
- ハードウェアエンジニア・・・パソコンの中身(CPU、ディスク等々)を作る人
- ソフトウェアエンジニア・・・何らかの処理を行うアプリ(エクセル、ワード等々)やWEBサイト等を作る人
ソフトウェア側のシステムエンジニアの種類
段々と深みにハマってきましたよ。それでは、世間一般的に呼ばれるシステムエンジニアは、ソフトウェア側のエンジニアを指す事を前述しました。では、ソフトウェア側でも細分化されるので更に掘り下げていきましょう。
- ネットワーク系エンジニア:俗に言うインフラ。ネット周りのセキュリティ面や、サーバーを増強したりしパフォーマンス周りも整備する
- 業務アプリ系エンジニア:業務に特化したアプリや会計ソフト等のパソコンにインストールをして使用するパッケージ型のアプリを制作する人
- WEB系エンジニア:主にWEBブラウザを使用したWEBサイトの作成。フロント側が得意な人とサーバー側が得意な人に分かれる
- スマホアプリ系エンジニア:iPhone用とAndroid用のアプリエンジアが存在。どちらも作れると強い。
SE
なんて言われても!!
あなた
なんて、聞いてあげたら恐らく喜びます!そしたら、きっとこんな風に返してくるでしょう。
SE
そしたら、間髪入れず
あなた
ここまで聞ければ、完璧です!
ちなみに、フロント側とはユーザーが直接触る部分で、サーバー側はフロントから受け取った情報を基に、処理を行いまた、フロントに返す役割です。
システムエンジアと一言で言っても、色々なエンジニアがあることが解ったのではないでしょうか?
プログラマーと何が違うの?
良く聞かれる質問です。正直、日本だとあまり違いがないのが現状です。
ざっくり言うと、要件定義、設計から実装・テストまで一人称で行えるのがシステムエンジニアで、実装がメインの人をプログラマーと呼んでいます。
日本のSE業って明確な業務が決まっている訳ではないのです。
なので、その人のスキルやレベルによってシステムの便利屋のように扱われる場合もあるし、1つの機能しか任されない人も出てきます。
システム業界の闇
個人的にはシステムエンジニアと名乗る以上、ある程度パソコンの便利屋であって欲しいのですが、システムを請け負って開発している会社の中には、新入社員に数カ月の研修を受けさせて、数年の開発経験有とかって言いシステムエンジニアとして売り込むですよ。
何となくですが、プログラマーよりシステムエンジニアの方が有能な気がするのでしょう・・・。
入社半年の新入社員も20年目のベテランも同じSEと言う肩書で一緒にされます。
個人的にはSE(システムエンジニア)って呼ばれるには少なくても、システム導入を考えている企業相手に以下の事を話せ、お客様目線で物が言えないとSEとは名乗って欲しくないですね。
- 本当にシステムを導入する価値があるのか?(意外と既存のソフトでまかなえることはよくある)
- どんな業務・シチュエーションで使用するのか?
- システムを導入した場合の費用対効果は?